宮之浦岳・1

数年前の海外単身赴任中にしこたま貯めた航空会社のマイルが期限を迎えて失効してしまうのが最近気になっておりました。妻子に使わせているのですが自分で利用しないのもシャクなので(笑)そこで、屋久島であります。

羽田から鹿児島までは飛行機。鹿児島の町はずれにある港から高速船に乗り込み、海の上をビューンと滑るように走っていると約2時間で屋久島が見えてきました。この島は初訪問です。想像通り、縦にも横にも大きな島。山は霧に隠れており、その奥の深さを演出しているようでした。


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安房付近 2018/5/17


上陸してみると、川の雰囲気に沖縄との共通性を感じます。亜熱帯に近いのですね。集落の静かな裏道を歩いていると、ツマベニチョウが二頭、庭木の上をさっと飛んでいきました。


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安房川河口付近 2018/5/17


その日は麓に泊まって翌日未明から行動開始です。混雑したバスを乗り継いで荒川登山口まで行き、午前6時スタート。最初にたどるのは、今や全国唯一だという現役の森林鉄道の線路。縄文杉を目指すハイキング客のグループとそれを引率するガイドさんたちでにぎわうその道を約3時間歩きました。椿の茶屋のザックはテント等一式と3日分の食料でそれなりに大きく重く膨れ上がっておりましたが、平坦なのをいいことに、スピードをあげて歩きます。

小杉谷橋を渡れば、森林伐採で栄えた小杉谷集落の跡。かつての登山者は屋久島に着いたらまず営林署で森林鉄道の便乗を申請し、ここ小杉谷までアプローチしたものだと聞きます。


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小杉谷橋 2018/5/17


屋久島では、海岸集落のすぐ背後に聳える山々を前岳といい、その奥にあって海岸沿いの集落からは見えない高峰を奥岳と呼ぶそうです。登山口から約2時間の地点でその奥岳の一端が見えました。屋久島の山って、大きいのです。


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大株歩道入口手前より翁岳を望む 2018/5/17


道は橋で沢を何度も渡ります。花崗岩に磨かれた美しい水で、この後何度も汲んでは飲むことになります。


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大株歩道入口付近 2018/5/17


続きます。


2018-05-26 : : コメント : 4 :

残雪ハイキング

ゴールデンウィーク後半の4連休、3日から4日にかけて日本列島上空に居座った寒気のせいで、夢に描いていたテント泊縦走は計画に終わりました。それでもどこか歩きたいなあってことで、東京から夜行バスで行けることに最近気づいた福島へと赴きました。


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浄土平登山口から東吾妻山(標高1975m)を目指して雪を踏む 2018/5/6


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約1時間で鎌沼 2018/5/6


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鎌沼周辺は残雪多く、トラバースにちょっとした雪山気分も 2018/5/6


東吾妻山は人が入っておらずまた踏み抜きが深く、小心者の椿の茶屋はあっさり撤退。目的地を一切経山(標高1949m)に変更し・・・


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一切経山への登りから鎌沼の湿原を見下ろす 2018/5/6


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一切経山頂上北にある火口湖、その名は魔女の瞳 2018/5/6


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東北の火山らしい大らかな山稜に気分雄大(西吾妻山) 2018/5/6


これで4時間ほどの山歩き。この後東京へ戻ることにむしろ体力を使いました(笑) ご覧いただきましてありがとうございます!


2018-05-12 : : コメント : 2 :

山の桜

思うところあって、登山用テントを買いました。シュラフやマット、食料、水、燃料など一式をかつげばザックの重さは15kg前後。こんな重いものを担いでバテやしないだろうか、本番の前に試運転をしなくちゃ、てなわけで足慣らしに選んだのは、都内から手軽に行けてそこそこ起伏もある高尾山系でした(^^) 曇天でしたが山の上では桜が花盛り。早春の山に賑わいを添えておりました。


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小仏城山 2018/4/7


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景信山付近 2018/4/7


この翌週には雲取山へも行き、実際に泊まって歩きました。50を過ぎてテントなんか買ってしまいましたけど、何とかなるものであるようです。意外だったのは、15kg担いで山道を歩くと、膝の調子がいいのであります。小屋泊登山の際極力荷物を軽くしようとすることによって膝を支える筋肉がサボってしまい、結果として膝痛につながっていたのかもしれません。


2018-04-22 : : コメント : 4 :

雪の上州武尊山

3月上旬の上州武尊山(標高2,158m)です。この先しばらく記事を書く時間が取れそうにないので、一回で全部です(^^)

この山、冬の間はスキー場のリフトで尾根近くまで上がって、そこから山頂まで歩くことができます(雪山の道具と技術は必要です)。しっかりと高気圧に覆われ、顔が真っ赤に焼けるくらいの晴天に恵まれました。


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リフト終点から急坂を上がって尾根に取りつき、歩き始める 2018/3/4


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最初のピーク、剣ヶ峰が見えてきた 2018/3/4


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剣ヶ峰南側の登り 2018/3/4


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剣ヶ峰北側の急降下、雪の状態良好であっさり通過 2018/3/4


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剣ヶ峰を振り返る 2018/3/4


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武尊山が眼前に大きく両翼を広げている 2018/3/4


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武尊山頂上から谷川岳方面 2018/3/4


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武尊山頂上から来し方を望む 2018/3/4


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帰路、午後の陽射し 2018/3/4


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うねる稜線に登山者アリの行列 2018/3/4


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再び剣ヶ峰を前に 2018/3/4


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リフト終点に戻ってきた 2018/3/4


ご覧いただきましてありがとうございます!


2018-04-07 : : コメント : 2 :

冬の八ヶ岳稜線をのぞく・4

山頂に着いてみると体感マイナス20℃以下の強風がびゅうびゅう吹いています。写真を撮ろうとゴーグルを外すと、二三枚撮ったらもう目が痛くなる始末。その上風のせいで身体の姿勢が安定せず、画面をなかなか水平にできません。さっと撮って引き揚げました。

西天狗岳。強風のため皆さんこちらへ寄るのはあきらめていたようです。登山者なしの真っ白な姿。


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東天狗岳頂上より西天狗岳 2018/2/18


南八ツ方面。画面左上に黒っぽく円弧を描くなだらかなピークが硫黄岳、そのすぐ右奥につんと尖っているのが最高峰・赤岳、そのまた右にもうひとつすっくと立っているのが、このあいだ滑落死亡事故のあった阿弥陀岳。


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東天狗岳頂上より南八ツ方面 2018/2/18


北八ツ・蓼科山をバックに続く登山者。


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東天狗岳頂上より北八ツ方面 2018/2/18


で、山頂からダダーッと降りて小屋前に戻ってきました。小屋から東天狗まで、往復ちょうど2時間。短いけれど実に爽快なひとときでした。この時点で、小屋の混雑で不愉快な思いをしたことなんかすっかり頭から消し飛んでおりました。便利な性格です(笑)。また来よう。


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黒百合平・雪上訓練 2018/2/18


2月の八ヶ岳、以上です。ご覧いただきまして、ありがとうございます!


2018-04-07 : : コメント : 0 :
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椿の茶屋

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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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