冬の上高地へ

9月以降さっぱり山から遠ざかり、今月半ばに奥秩父のとある山を目指したものの急な降雪や足の痛みに襲われて途中敗退、なんてことをしておりました。そして久々、平坦な場所なら大丈夫だろうってことで、やっとこさワカンをかついで行ってきたのが上高地であります。ところどころで土木・建築の工事を見かける以外は人も疎らな山ふところでありました。続きは年明けにでも・・・


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大正池より前穂高岳・明神岳方面 2017/12/23


少し早いですが、年内最後のアップになろうかと思います。どうか良いお年をお迎え下さい。


2017-12-25 : : コメント : 8 :

菅平の裏山

根子岳と四阿山。裏山などと書いてはみましたが、どちらも立派な山です。ちょうど低気圧が過ぎ去ろうとしているときでしたから、西のほうへ行先をずらせば何とか晴れてくれるんじゃないかという浅薄な期待を抱いてここを選びました。はたして、登山口は強風ながらも晴天。しかし標高の高い頂上部ではそうは問屋が卸さず、分厚い雲が残って時おり雨が降り、ガスが濃くて風景に濃淡もつきにくいという、視覚的にはパッとしないハイキングとなりました。さては南アルプスでツキを使い果たしたか?

菅平牧場→根子岳→四阿山→菅平牧場という日帰り周回コース、休憩込み6時間でした。晴れていれば家族連れで爽快な歩行が楽しめるのであろうと思います。


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根子岳 2017/9/3


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根子岳 2017/9/3


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四阿山 2017/9/3


2017-12-09 : : コメント : 2 :

荒川岳と赤石岳・7

赤石岳頂上には夏だけ営業している有人の避難小屋があります。ここで女将さんが出してくれるコーヒー(500円・チョコ付き)はおいしかったですねぇ。上品な香りの本格的なコーヒーが、これまた本格的なコーヒーカップに入れられ、ソーサーに乗って出てきます。これが標高3,121mで味わえるとは、感服でした。わたし山岳ガイドなんですよーとおっしゃる女将さんには、頂上付近のことをいろいろ教えてもいただきました。


荒涼たる高山の地。


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赤石岳頂上より聖岳縦走路方面 2017/8/21


風が舞い、雲が躍る。


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赤石岳頂上より富士山 2017/8/21


いとしい生命がある。


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赤石岳頂上 2017/8/21


これぞ登山者の喜び。


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赤石岳頂上より荒川岳方面 2017/8/21


さて、名残惜しいのですが、長居した赤石岳頂上を後にしました。稜線を外れたら、こんどはカールの中を急降下します。画面右にちょっとだけ写っておりますように、下から生暖かいガスがもくもく。空には入道雲がむくむく。


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赤石岳下のカール 2017/8/21


急坂を下りきったら桟道がところどころに現れる尾根のトラバース。旧陸軍機の墜落遭難碑がある富士見平を経て、頂上から2時間半ほどでこの日の目的地・赤石小屋に到着しました。雨は夜になってから少々降ってました。


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赤石小屋から赤石岳を望む 2017/8/21


・ ・ ・ ・ ・


そして最終日は赤石小屋から椹島登山口へ下りるだけです。休憩込みで3時間40分。朝9時前に着いて、午後1時のバスまでのんびりしておりました。


普通のキチョウよりも大型だと一目でわかるスジボソヤマキチョウ。初めて見たもので、夢中で追いかけてしまって(^^)この子たちとだいぶ長い時間遊んでもらいました。


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スジボソヤマキチョウ 椹島 2017/8/22


時間が止まったような、静かな静かな昼下がりのひとときでした。


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椹島 2017/8/22


・ ・ ・ ・ ・

荒川岳・赤石岳シリーズ、以上です。ご覧いただきまして、ありがとうございます。季節はもう冬ですが、9月半ば以降まったく山を歩くことができていないので、ブログの中はまだしばらく夏山・秋山が続きそうです。


2017-12-02 : : コメント : 2 :

昭和は遠く

どうでもいいような話で失礼します(笑)

平成の時代があと一年半足らずで終わることになりました。たとえば日産自動車の口パクCMがあって、また小渕官房長官が白い札を取り出して「平成」という新元号をテレビカメラの前で掲げて見せて、そんなことからもう30年経つわけで、平成だって短いようで意外と長かったんだなと思い知らされます。しかし、おそらく自分にとって平成というのが目先の課題をひとつひとつ乗り切るのに夢中であっという間に過ぎていった時間だったからであろうと思うのですが、平成が終わることよりもむしろ、小さい頃から慣れ親しんでいわば「空気」のようなものと思っていた昭和という時代が平成のそのまた向こうに遠ざかりつつあることに、今はなんだか感慨を覚えます。明治は遠くなりにけりという言葉が生まれたのは明治が終わって25年ほど経った頃のことだそうですが、そこからすると昭和も遠くなりにけりと言われるだけの資格を備えつつあるといえそうです。

身の回りにおいて昭和を感じさせるものは着実に減ってきています。もちろん昭和といっても初めと終わりではまったくといってよいほど違う時代ですから、昭和を感じさせるものにもかなりの幅があるはずですが、昭和40年代生まれの自分にとっての昭和という基準で考えても、昭和の痕跡は音もなく少しずつ姿を消しているなと思います。たとえば、ということで申しますと、そのひとつが旧字旧仮名ではないかと最近思い当たりました。昭和の頃、ちょっと古い毛筆書体の五円玉には日本國と書いてあったし、沖縄はまだ沖繩と書かされていたし、地元の銀行の看板は廣島銀行でしたし、また旧字旧仮名書きの本など古い家の本棚にはたくさんありましたが・・・街中で探し当てるのは最近なかなか難しくなっています。あと、旧字とはちょっと違いますが手書きの時代によくあった略字もすっかり使わなくなりました。たとえば「点」の旧字である「點」はパソコン上でも呼び出せますが、俗な場で使われた略字(下が「大」の字になっている「点」の字とか)はそうはいかないようですから、このまま忘れられていくのだろうなあと思います。

ほかにもいろいろありますが・・・9月に北陸の白山へ登った際に発見した昭和の残り香です。テープで消されていますが電電公社のマークと小松電報・・・(たぶん電話局)の文字が見えます。そしてキスリングにニッカボッカ、公衆電話の赤い看板。ちょっとうれしくなりました。


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2017/9/16 白山にて


2017-12-02 : もろもろ :

荒川岳と赤石岳・6

ちょうど小赤石岳の肩にさしかかる頃に薄くなりはじめたガス。最後の一登りをこなして肩へとたどり着いたときにはなんとすっかり晴れていました。赤石岳頂上部の森林限界超え地帯の向こうに、聖岳へと至る緑の山々のつらなりが見えます。


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小赤石岳の肩付近より聖岳方面 2017/8/21


肩付近にはちょっとした窪地があって、そこが高山植物のお花畑になっています。しばし花を愛でました。


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ヨツバシオガマほか 小赤石岳の肩付近 2017/8/21


振り返ると昨日歩いた悪沢岳に荒川中岳。標高3,000mの尾根に再び上がってきました。下界なら初冬であろうかと思うような冷たい風がびゅうびゅうと吹き付けます。


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小赤石岳の肩付近より悪沢岳方面 2017/8/21


赤石岳本峰が一点の曇りもない姿を現しました。こんな天気に巡り合わせるとは、荒川小屋で一日待った甲斐がありました(^^)


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小赤石岳より赤石岳 2017/8/21


荒川小屋から2時間半弱で赤石岳頂上を踏みました。山頂では強風に乗って、白いガスが荒れ狂うように流れていきます。


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赤石岳頂上より聖岳方面 2017/8/21


標高3,121mから眺め下す天上の巨大な山々、嵐のように押し寄せ飛ぶように流れていく白いガス。神々しい景観でした。


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赤石岳頂上より悪沢岳方面 2017/8/21


続きます。


2017-11-23 : : コメント : 6 :
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椿の茶屋

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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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