歩け丹沢・3

下の画面に写っている稜線をたどり、右上の山頂(檜洞丸)を踏んで向こう側へ下りるはずでしたが・・・


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蛭ヶ岳~丹沢山 2015/11/21


・・・晴れた空に誘われて(笑)もと来た主脈の道を戻ります。

海に近いだけあって、晴れると相模湾の眺めも素晴らしい丹沢。海面って、状況にもよりますけど、弱い逆光に照らされて絹のような光沢を見せてくれるときがいちばん美しい・・・と思います。


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蛭ヶ岳~丹沢山 2015/11/21


塔ノ岳まで戻ってきました。ここのウリは富士山が山裾まではっきりと見えること・・・


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塔ノ岳 2015/11/21


・・・と思っていたら、南側もきれいでした。伊豆大島が光ってます。天国にいちばん近い島、なんてフレーズが突然頭をよぎります。そういうタイトルの歌と映画があったのです(^^)

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塔ノ岳 2015/11/21


・・・あの歌が流行ったのは、広島カープがはじめて日本一になった年でした。身の回りの品はみな国産が当たり前で、地方や田舎にもまだ活気があった日本。前の年には韓国の旅客機がソ連の戦闘機に撃墜されたなんて怖ろしい事件があって、いっぽう中国は友好国だと思われていました。30年なんてあっという間、でも世の中はおそろしく変わりました・・・


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大倉尾根 花立付近 2015/11/21


・・・ではこれからの30年、世の中はどう変わるんでしょう。答を出しようもないトリトメのないことを考えつつ、光る伊豆大島を眺めながら、明るい大倉尾根を下山したのでした。トレーニングにはもってこいの山、丹沢。以上です(^^)


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2016-01-31 : : コメント : 8 :

歩け丹沢・2

二日目。冬至が近いので、朝食が終わった午前6時少し前になってようやく薄明るくなってきました。富士山が西の空にぼうっと浮かび上がっています。空気はちょっと冷たくて、木の造作に白い霜が。

富士山の雪の量はこの季節としてはいまいちです。


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蛭ヶ岳 2015/11/21


天気は上々であります。雨とガスの中を登って来た甲斐がありました。


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蛭ヶ岳 2015/11/21


関東平野とその周辺の町の明かりがぐるりと見渡せます。さえぎるものがないので、ほんとに見晴らしのいい山ですねえ。


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蛭ヶ岳 2015/11/21


さて、身支度をして午前7時前に頂上の小屋を出発。このザックは買ってから5年、どこの山へもついて来る大切な相棒です。朝日を浴びたときにこの薄い青色が発するひんやりとしたニュアンスが気にいってます。


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蛭ヶ岳 2015/11/21


実は、登山届には二日目の行程を蛭ヶ岳→檜洞丸→西丹沢と書いておりました。しかしこの晴れ上がった空を見て、昨日見損ねた主稜からの眺めを自分の目で確かめたくなり・・・今日は登って来る人が多いから渋滞するかもよとも言われましたけど、来た道を戻ることにしました(^^;)

続きます。


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2016-01-17 : : コメント : 8 :

歩け丹沢・1

昨年11月下旬のこと。9月に北アルプスを歩いてからしばらく経ち、そろそろ運動不足が心配になってきて、山でも行くかーと考えつきました。奥多摩・奥秩父あたりで雪を見たいとも思いましたがそういう知らせがさっぱり聞こえてこないもので、まだ行ったことがなくてしかもしっかり歩ける手近な場所ってことで狙いを定めたのが、丹沢の蛭ヶ岳。仕事場で一日の有休をもらい、そして20日(金)の早朝、小田急の渋沢駅前で大倉登山口行きのバスの乗客となったのであります。

午前7時10分、標高290mの大倉登山口からスタート。予報では天候は回復に向かうといわれていたのですけど、登るにつれて白いガスはどんどん濃くなり、標高900m付近に残っていた紅葉もいまひとつ色が冴えません。南の太平洋側から暖かい湿った風が吹き上がってきて、標高1,200mあたりでとうとう本降りの雨に。仕方なく着こんだレインウェアの中は汗だくの蒸し風呂状態。内なる怠け心がささやく「引き返して温泉にでも入ろうよ~」という声に抗いながら、いや今回の目的は運動なんだいっ、何があっても行くんだいっ!と、意地になって歩きます。

午前10時40分、塔の岳頂上(標高1,491m)到着。山小屋でカップラーメンをすすり、午前11時発。

ここから先、丹沢山経由で蛭ヶ岳まで約3時間、すれ違う人はごくわずか。しかしこうなってくると、こんな単調な風景が一幅の水墨画のように見えてきます(笑) 雨もガスも愛すべき山の友。寂しい道もいとおしく感じられ、一歩一歩踏みしめて歩きます。


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塔の岳~丹沢山 2015/11/20


午後2時10分、登山口からちょうど7時間で蛭ヶ岳頂上(標高1,673m)に着きました。この日、蛭ヶ岳の山小屋の宿泊は10名余、しかし聞けば明日(21日から三連休なのでした)は100名以上の予約が入っていて大混雑だと(布団一枚に二人くらいですかね)・・・天気はともかく、一日ずらして正解だったかもしれません。びしょ濡れになってしまった服を乾かし、夜半になってのぞいてきたお月様に明日の天候回復を祈りながら、質実剛健を絵に描いたような寒い小屋で眠りについたのであります。

続きます。


2016-01-10 : : コメント : 4 :

屋根って美しい

この年末年始、例年通り、故郷へ帰っておりました。

元日、これまた例年通り、安芸の宮島へ。昨年は雪景色でした(当時の記事は こちら )けど、今年は打って変わってポカポカと暖かいお正月。

まずは厳島神社に参拝。いい具合に満ち潮でした。下は回廊の鉄板的写真スポットから(^^)


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厳島神社 2016/1/1


最近、寺社建築の屋根の曲線を見てきれいだなぁと感じるようになりました。ひとつひとつの屋根が醸し出す個性もこれまた面白くて。建築は素人ですので解説なんかできませんけど・・・たとえば、床に置いた大きな布を一ヶ所つまんで持ち上げたときにできるような曲線(カテナリーっていうんでしたっけ?)。奥ゆかしくて、どこか得体のしれない不気味さも漂わせる造形。


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厳島神社 2016/1/1


下の場所は昨年も使ったネタです。再利用(^^;)


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厳島神社 2016/1/1


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厳島神社 2016/1/1


社殿の向こうに、厳島神社の五重塔が見えます。神仏習合時代の名残りでしょうか。


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厳島神社 2016/1/1


五重塔が建つのは厳島神社のすぐ北側にある小さな尾根。1555年、広島の毛利が山口の大内・陶の軍勢を迎え撃った厳島の合戦のとき、陶晴賢が陣を構えた「塔の岡」という場所がこのあたりだそう。五重塔は1407年創建、1533年に改修の痕跡ありと書かれていますが、するとこの塔は合戦の当時もここに建っていて、毛利軍と陶軍の死闘をじっと見ていたんでしょうか。塔の脇にあるのは、豊臣秀吉が建てさせた千畳閣(もとは仏殿だったそうですが現在は神社)。いずれも国指定重要文化財。


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千畳閣付近 2016/1/1


ところで、この日は当然初詣のつもりで足を運んだのですけれど、宮島はいまや外国人訪日客の日本観光地ランキングで上位に名を連ねる人気スポットでもあります。英語やアジアの言葉がそこらじゅう飛び交い、日本のお正月であることを忘れさせるほど。とても賑わっておりました。


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2016-01-03 : : コメント : 8 :

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

平成二十八年元旦


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ご来光 雲取山頂上にて 2015/12/20


2016-01-01 : ごあいさつ等もろもろ :
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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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