冬の野鳥天国・4

報道等でご記憶の方もおられると思いますが一週間ほど前、アメリカ東海岸に強い低気圧がやってきました。市長だか州知事が史上空前の強さみたいなことを言って、マンハッタンも最大3フィート(90cm)くらい積もるんじゃないかといわれたのです。スーパーやドラッグストアではミネラルウォーターが品薄になったりして(アメリカ人もやばいと思ったら買いだめに走るんですよ、日本人と同じで)。結局マンハッタンの積雪は3フィートじゃなくて、せいぜい3インチってとこにおさまりました(笑) ・・・しかしそれ以来、毎日の気温がだんだん下がってきて、ここ数日はマイナス10℃近くになる日もちらほら。今年は暖冬だぁー楽勝やぁー! とナメてかかってたんですけど、そうは問屋が卸してくれないみたいです(笑)

・ ・ ・ ・ ・

さて、そうやって極端に寒くなる前、先週末のニューヨーク植物園です。

いつも小鳥を撮るポイントでしばらく待っていたら、どこからともなくやって来てくれました。Black-capped chickadee、和名をアメリカコガラといいます。黒いベレー帽が日本のコガラに似てますが、黒いヒゲ模様などが日本のものよりもマッシブに感じられ、また横腹部にみられるごく薄いクリーム色がアクセントになっています。


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アメリカコガラ ニューヨーク植物園 2015/1/25
Nikon1 V2 ・ 1Nikkor VR 10-100mm f4-5.6 (100mm相当) ・ 中央重点測光(補正-1.0)1/2000sec f5.6 ISO200
(こんな小さいカメラ使ってるのかと言われそうではずかしいんですが(笑)しばらくデータ書きます)



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アメリカコガラ ニューヨーク植物園 2015/1/25
Nikon1 V2 ・ 1Nikkor VR 10-100mm f4-5.6 (100mm相当) ・ 中央重点測光(補正-1.0)1/800sec f5.6 ISO200


ほっぺたがふくれたようで、かわいいですな(^^)


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アメリカコガラ ニューヨーク植物園 2015/1/25
Nikon1 V2 ・ 1Nikkor VR 10-100mm f4-5.6 (100mm相当) ・ 中央重点測光(補正-0.3)1/2000sec f5.6 ISO200


このかわいい小鳥さんたち、行動はきわめておてんばでした。椿の茶屋の手の届きそうな位置で何度もホバリングしてみたり、レンズの上に止まってみたり。35mm判換算300mm足らずの焦点距離のレンズで小鳥を撮ろうとする者にしてみるとありがたい話ではあるんですけど、有り体に言えば餌付けされた結果です。

植物園内の道路はアメリカ流に大量の塩を撒いて雪を溶かしていますが、一歩森に入ればこの通り。気温が低いので、春になるまで根雪のままです。ここは3~4月になるとキベリタテハが舞うポイントです。チョウさんたち、どこにかくれて越冬しているのやら・・・


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ニューヨーク植物園 2015/1/25
Nikon1 V2 ・ 1Nikkor VR 10-100mm f4-5.6 (10mm相当) ・ 中央重点測光(補正-1.3)1/3200sec f4.5 ISO200

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2015-01-31 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ・鳥 : コメント : 8 :

戦艦ニュージャージー・3

戦艦ニュージャージーに乗りこんだお話の続きです。

椿の茶屋と同世代の皆さまは、小中学生前後の頃に宇宙戦艦●マトのブームを経験しておられると思います。いえ、あくまで男子の話であって、女子にとってはキャ●ディキャ●ディだったりするのでしょうけど(笑) ともかく、その頃ヤ●トにのっかるような格好で旧海軍の軍艦本も少年向けにいくつか売り出されており、そういうのをムサボリ読んだ時期もありました。というわけでその頃の断片的な知識が頭の片隅に残っておりますが、オタクというほど詳しいわけではありません(^^;)

で、戦艦の艦橋(操舵室)とはどんなところだったか。

狭苦しい空間でありました。最大の原因は、部屋の真ん中にもうひとつ大きな円筒形の内陣が設けられていることにありました。その内陣にも操縦用の計器や装置が一通り揃っていて、しかも厚さ30cmもの鋼板でぐるりと囲われ防護されているのでした。艦橋が爆弾の直撃を受けても操縦は続けられる、っていう意図なんでしょう。

中にいるのはロウ人形です。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


艦橋の上にもまた操舵装置がありました。これはお天気のいい日用なんでしょうが、一つの操舵装置が機能を失ってもバックアップが何重にも用意してある、という思想は垣間見えるような気がします。艦首が向いている先に見えるのはフィラデルフィアの郊外あたりです。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


後部甲板に回り込むと、太平洋戦争のときのものではない装備が現れました。トマホーク巡航ミサイルです。この艦はベトナム戦争の頃いったん退役しましたが、80年代になってレーガン大統領のときになんと復活し、このミサイルを取り付けられて中東に出動したのでした。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


結局、冷戦が終わってソ連がいなくなったとき再び退役したそうです。何十年も前の骨董品のような機械装置を操れる熟練水兵がいなくなったこと、修理しようにも部品がなく、また多数の乗員が必要でコスト高であること、等がその理由として挙げられておりました。蒸気機関車がいなくなったのと似たような理由ですな、これ(笑)

さて、艦内部にはいくつかの展示室があります。複雑に入り組んだ通路をたどってそれらを訪れてみると、その中に気になるコーナーがありました。20世紀の列強諸国の、建艦競争の話です。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


戦艦大和も大きく展示されていました。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


大和の主砲弾(レプリカ)の展示。近くに置いてあったニュージャージーの主砲弾と比べて二回り以上大きい印象です。ちゃんと、「史上最大で最も破壊力の大きい」艦砲弾と書いてありました。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


で、何が気になったのかといいますと、各国戦艦の戦闘能力を数値化して展示しているのです。ムッとしたので、書いてしまいましょう。ニュージャージーと大和のスコアが逆ですよっ。逆ですってばっ(笑)

国     艦名            総合戦闘力
イギリス  キング・ジョージ五世    82
アメリカ  ニュージャージー      100
 同    サウスダコタ        93
日本    大和            97
フランス  リシュリュー        90
イタリア  ヴィットーリョ・ヴェネト  76
ドイツ   ビスマルク         92

大和のほうが主砲が大きく装甲もはるかに厚いのですが、エンジンが非力であった等のため足が2割近く遅かったのは事実です。おそらくアメリカの眼からすると、その点がバランスを欠いているように見えるのでしょう。ちょっと腹立ちますけど(笑) 当時の日本の艦船が米軍艦船と同じ速力を出せていれば日本は戦争に負けなかったのか? というとそうはいかなかったでしょうから、まあその意味ではどうでもいいことなのかもしれません。

戦艦訪問記、以上です。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29






2015-01-25 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ : コメント : 8 :

戦艦ニュージャージー・2

さて、お話はお正月の広島からアメリカへと戻ります。11月の終わり、ニューヨークから3時間ばかり離れたところにある小さな港町に繋留されている太平洋戦争当時の戦艦を見に行った、そのお話の続きです。

これがその全景。この船が作られたのはフィラデルフィアの海軍工廠だそうですが、戦場は太平洋、戦う相手は日本海軍。大西洋側から太平洋への航海のためにパナマ運河を通らなければならないため、全幅が制限され、その分全長が長く、つまり全体的に細長くできているということです。言われてみればそんな感じもしますな。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


ここは博物館ですから当然、まず切符売場でチケットを買います。看板にはガイド付きツアーと大書してありますが、あわてない(笑)。セルフガイドといって、オーディオ機器(英語)とヘッドホンをもらって一人で歩き回れます。22ドルほどでした。ただ艦内の通路は複雑怪奇で、案内通りに歩いたつもりでも何度も迷子になりました・・・

桟橋には、この艦が戦ってきた戦場の名前がひとつひとつ石碑に彫られてずらりと立ち並んでいます。写真は昭和20年2~3月の硫黄島戦のもの。このすぐ隣には沖縄戦の名前がありました。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


では、乗ります。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


ところでこの船の博物館には、海軍や海兵隊の退役軍人とおぼしきおじいちゃんたちが随所にはりついて懇切丁寧に教えてくれます。はたして椿の茶屋の場合、橋を渡って乗船を果たしたすぐそこに、赤ら顔の人のよさそうなおっちゃんがにっこり笑顔で仁王立ち・・・(^^;)・・・どうにか突破しました。英語もさることながら、いちおう旧敵国ですからねぇ。しかしきっと、広島や長崎を訪れるアメリカ人たちも同じように、どことはないきまりの悪さを感じているに違いありません。ちなみに、中国人の姿はちらほら見かけました。事実に目を向けることは大事です。こういうところに足を運ぶ日本人がもっと増えてもいいのではないかと思うんですが。

前部甲板の主砲6門と、その後ろに艦橋。砲身の先端にかぶせられた星型マークがどことなく意味ありげ(笑)


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


主砲塔そして主砲の大きさにびっくり。戦艦の巨大な船体は要するに、この口径40センチもある巨砲を運ぶためにあるのですね。後部主砲塔内は公開されていて、入ることもできます。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


艦橋に上がりました。意外に狭苦しい空間です。戦艦の艦橋って、こういう眺めなんですねー。70年も前の船だけあって、細部はかなり古びています。


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戦艦ニュージャージー カムデン(ニュージャージー州) 2014/11/29


あと一回分あります。( ̄へ ̄)ゞ


2015-01-18 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ :

厳島雪景色

お正月が終わって、NYへと舞い戻ってきた椿の茶屋であります。書きかけの戦艦ニュージャージーほか、ネタはいくつかあるのですけど、このブログをご覧いただいているのは皆さん日本人なので、まずはお正月らしいところからいきます(^^)/

大晦日から元旦にかけて、広島は雪に見舞われました。朝、そこには一面の雪景色! これ幸いとばかり、お雑煮をお腹に詰め込んだその足で電車に飛び乗り・・・

めずらしく雪山と化した山並みをバックに海を渡ると・・・


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JR宮島連絡船 2015/1/1


はたして(当たり前だよっ!)そこには雪をかぶった厳島神社がありました。海の大鳥居を船でくぐると社殿正面に乗りつけられるようになっていることがお分かりかと思います。900年近く前、平家の殿方やお姫様はそうやって参拝したんでしょうね。


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厳島神社 2015/1/1


島へ渡ってからもしばらくは、時折の強風に雪が舞うような天気でした。黒々とした原生林の山が雪空に映えて、きれいです。


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厳島神社 2015/1/1


参道横から見る大鳥居。この日は参拝者も少ないだろうなーと思ったら、やっぱりそうでした(^^)


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厳島神社 2015/1/1


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厳島神社 2015/1/1


だけど、雪を楽しめたのは束の間でした。この後空はからりと晴れ渡り・・・屋根の雪はあっという間に小さくなっていってしまいましたとさ・・・orz


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厳島神社 2015/1/1
(このアングル、わたしは初めて気づいて内心欣喜雀躍したのですけど、NYへの帰り道、JALの機内誌で同じカットを見つけてしまいました~ ^^; よく知られた立ち位置らしいです)


カフェでコーヒーでもすすって、おうちへ帰りましょう(^^)


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厳島 2015/1/1
2015-01-10 : NEW YORK CAFÉ - 日本 : コメント : 10 :

A HAPPY NEW YEAR 2015

皆さまにとってよい一年になりますように。




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ニューヨーク州の山奥の湖にて 2014/11/27


2015年元旦


2015-01-01 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ : コメント : 12 :
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