今年のニューヨークのチョウ

暑中お見舞い申し上げます。

日本方面から、暑いーーーーとの声が毎日のように伝わってきます。中部山岳もいよいよ夏山本番と聞いて、休みを取れないもどかしさがつのります(笑)

いっぽう、今年のニューヨークの夏はしっかりと冷夏です。一日の最低気温は10℃台か高くても20℃そこらで、最高気温が30℃をほとんど超えず、家で冷房を使うこともあまりありません。日本の冷夏のように雨が降り続くってことはありませんが・・・その冷夏のせいか、はたまた昨年の冬が寒すぎたせいなのか定かではありませんけど、今年はチョウが少ないように感じます。

北米は一年のうち今が最も暑い季節で、8月に入れば秋の風が吹き始めますから、えっ・・・もうこれでおしまいなのぉーーー! と、心の中で悲鳴を上げています(-_-)

そして朝の植物園。花壇の前のベンチに陣取って、いささか涼しい風に吹かれながら朝ごはんのサンドイッチをほおばり、チョウが出てくるのを待ちます。でも毎回顔を見せてくれる大型のチョウはこの子くらい。


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トラフアゲハ ニューヨーク植物園 2014/7/6


アカタテハはさすがに、ほぼ空振りなし(笑)よく見ると、翅裏の模様が日本のものとはちょっと違います。


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アカタテハ ニューヨーク植物園 2014/7/6


バージニアヒメアカタテハ。アカタテハの親類です。


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バージニアヒメアカタテハ ニューヨーク植物園 2014/7/20


翅裏がなかなかきれいなチョウです(下は5月に撮ったもの。あ、顔が隠れちゃってます ^^;)。ただあまり数を見かけず、なかなかいい画を撮らせてくれない気難しい子。


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バージニアヒメアカタテハ ニューヨーク植物園 2014/5/15


こんなわけで収穫がいまいち伸びていません。さあ、このままニューヨークは初秋に突入してしまうのでしょうか(笑)


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2014-07-27 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ・昆虫 : コメント : 8 :

サマセット郡の橋

見た瞬間にバレバレだと思いますけど、「マディソン郡の橋」にひっかけて(笑) 大ヒットしたあの映画からもうすぐ20年なんですね。月日の経つのは早いものです。

落水荘のある谷筋から東へ、アメリカ東部には珍しく長い急坂の峠をひとつ越えるとサマセット郡という場所に出ます。とっても田舎なところで、ドイツ系移民が今でも(英語ではなくて)ドイツ語の方言をしゃべって生きているという地域が散在し、どこかミステリアスな雰囲気が漂います。ここに19世紀の屋根付き橋(カバード・ブリッジ)がいくつも残っていると聞いて、足を延ばしました。

初夏の陽光を浴びて、田舎のせせらぎにかかっていました。


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キングズ・ブリッジ ペンシルバニア州 2014/6/8


自動車は通れません。荷車や馬車を通すだけの木橋です。これらの橋が作られたのはだいたい1820~30年前後で、おそらくこの時期に白人が東海岸からこの地へ馬車でやってきて、入植したんでしょう。


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バロンヴェール・ブリッジ ペンシルバニア州 2014/6/8


当時とそんなに変わらないと思われる川の流れ。ペンシルバニアの深い森の中です。付近にはウェーダーを着込んでフライフィッシングを楽しむアウトドアおじさんたちの姿がちらほら。湿った草むらにはガラガラヘビもいるでしょう。


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バロンヴェール・ブリッジ付近 ペンシルバニア州 2014/6/8


ちなみにペンシルバニアのSylvaniaというのはラテン語で「森」という意味で、ドラキュラ伝説で有名なルーマニア・ハンガリー国境地帯のTransylvania(トランシルバニア)は「森のかなた」となります(要するに、とんでもない山奥だということです)。シルバニアファミリーといったほうが、ひょっとしたら今の日本での通りはいいかも(笑)


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バロンヴェール・ブリッジ ペンシルバニア州 2014/6/8


これらの橋はきっと、地元の人たちの熱意で残され維持されているんだと思います。しかし後日、ペンシルバニア出身のアメリカ人(白人男性)に「こないだペンシルバニアでカバード・ブリッジを見たんだよ」と言ったら、「はー、屋根の付いた橋のこと?あ、そう・・・」てな感じで、肩透かしをくらってしまいました。普通のアメリカ人にとっては(橋マニアは別として)案外どうでもいいことなのかもしれません(^^;)


2014-07-20 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ : コメント : 4 :

落水荘

八ヶ岳に現れたと思ったらこんどはアメリカの山奥で、節操がありませんが(笑)またまた話はアメリカに戻ります。

フランク・ロイド・ライト(1867~1959)というアメリカ人建築家の名前をご存じの方は多いと思います。日本では現在明治村に一部保存されている旧帝国ホテルの設計者として知られますが、そのライトの代表作の一つとされる建物が、ペンシルバニアの深い森のそのまた奥深くにぽつんと建っています。その名を落水荘(フォーリング・ウォーター)といい、車を運転して最寄りのピッツバーグから2時間近くもかかるところで、日本からの訪問者にとってアプローチしやすい場所ではないかもしれません。

レンタカーを借り、やがて有料道路の料金所に行き当たります。アメリカにもEZ-Passという、日本でいうETCみたいなやつがありまして、ゲートが現金と電子決済とに分かれています。ETCのゲートにカードなしで突っ込んで後ろの車から冷たい視線を浴びている車は日本でもときどき見かけますけど、これをアメリカでやってしまってホットな英語でまくしたてられると、大量の冷や汗をかくことになります(^^;;;) ともかく小心者の椿の茶屋は、慎重に下調べをして(笑)無事通過。アメリカは速度違反の取り締まりが厳しいところですが、全体的な印象として、以前に比べて飛ばす車が増えました。

そんなことを感じながらハイウェイを下りた後、丘を越え、牧場を過ぎ、川沿いにうねる道をひたすら行き、田舎の銃砲店(さすがアメリカの田舎、と思わせられる光景)の横をやり過ごすなどして走り続けると、目立つ案内標識もなしに落水荘へと向かう細道がふいっと現れます。

建物の中を見るには有料ガイドツアーに参加しなければならず、小一時間ばかり話を聞いた後がフリータイム。下のカットはとても有名です。というか、目ぼしい撮影場所がここにしか設けられていないので、誰が撮ってもだいたいこうなるはずです(笑)


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落水荘 ペンシルバニア州 2014/6/7


ただ、上の角度からだと滝との調和感はよく見えるのですけれど、ライトの建築の持つリズム感の表現がいまひとつであるようにも感じられます。そこで、と思っていいアングルを探しましたが、周囲に木や草が茂っていてうまくいきません・・・


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落水荘 ペンシルバニア州 2014/6/7


ピッツバーグでデパートを経営していたユダヤ人一族・カウフマン家の夏の別荘として建てられたこの落水荘。建築から80年近くを経て、初夏の緑に埋もれんとしているかのようでした。


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落水荘 ペンシルバニア州 2014/6/7


2014-07-13 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ : コメント : 8 :

お久しぶり八ヶ岳

スケジュールに無理やりねじ込んだ(^^;)久しぶりの南八ツ。2年ぶりです。普段運動してないのにこんなところへ来てしまって・・・

赤岳です。登山口(美濃戸)から頂上まで、休憩込みで5時間。歩きはじめは自分でもびっくりするほどスイスイと足が前に出たのですけど、こういうときは要注意。やがて、地蔵尾根と山頂直下の急登でアゴを出してしまい、下山の急斜面で難儀することに。やはり自分のペースを忘れていたのでしょう、いけてませんねえ。


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赤岳(八ヶ岳) 2014/6/21


東側の県界尾根に長野県警の山岳救助ヘリが来ていました。山小屋の無線に耳をそばだてていると、ヘリで拾える場所だったようです。この後飛び去っていきました。自分も気をつけなきゃ。


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赤岳(八ヶ岳) 2014/6/21


そして6月の八ヶ岳の楽しみの一つ、高山植物の花。眼福にあずかりました。

美しい紫色のオヤマノエンドウが、ちょうど見ごろ。


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オヤマノエンドウ 赤岳 2014/6/21

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オヤマノエンドウ 赤岳 2014/6/21

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ミヤマキンバイ 赤岳 2014/6/21


キバナシャクナゲにまじって、あでやかな色のハクサンシャクナゲも。


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ハクサンシャクナゲ 赤岳 2014/6/21


横岳のツクモグサも見たかったのですけど、ここから先は岩場の昇り降り。予報は雨。足のことを考え、予定を早めて下山しました。どうも、平坦なニューヨークの街や公園を歩いているだけじゃ、登山の体力を維持するのはむつかしそうです。どうしようかなあ・・・


2014-07-05 : NEW YORK CAFÉ - 日本 : コメント : 10 :

わびしいときの友

椿の茶屋が所用で空けると言うときはたいてい日本で山登りかチョウ探しをしている、という行動パターンが透けてしまっているようでおはずかしいのですが(^^;)・・・というわけで、舞台はひととき、6月後半の日本に移ります。

山地性のゼフィルス(一部のシジミチョウの仲間です)なんかそろそろ出てきてくれるんじゃないかな、行ってみたいな~と思いつつも、仕事や雨天や家庭の都合等々々々・・・に阻まれて結局一度も果たせず、やっとのことでできた合間の時間に近所のフィールドへ。ここも成果に乏しく、眼前に現れてくれたのはシロチョウの類と、そしてベニシジミのみ。灰色の空の下、無聊を慰めてくれる貴重なお友だちでした。


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ベニシジミ 東京都内 2014/6/30


2014-07-02 : NEW YORK CAFÉ - 日本 :
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Author:椿の茶屋
そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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