風邪

渡米してからこのかた、椿の茶屋の心の中を支配しているのは、海外の医療はこわい、という先入観。緊張感で身体がもってたんでしょうか、一度も医者にかかっていなかったのです。

昔、上の娘が生まれたばかりの頃にアメリカの地方都市へ渡って、妻が娘を乳児予防注射へ連れて行ったのです。そしたらあれも足りない、これも足りないといわれて、一度に三本(四本だったかな?)の注射をお医者さんと看護婦さんが「せーのっ!」でブスッと・・・娘の泣き叫びようはこの世のものとは思われなかったとか。。。

しかし今回、こちらでもうすぐ一年というところでついに風邪でダウンしちゃいました・・・

仕方なくお医者さんへ行くと、初診の手続きの後にアメリカらしく患者の権利とかいう冊子を渡され(読んでませんけど、医師を訴えませんとかいろいろ書いてあるんだろうなー、たぶん)その受け取りに署名して、そして身長体重に体温、聴診器、のどの検査。やがてお医者さんが戻ってきて・・・

医者「&#QQ%‘%%’‘“%”%*‘&%#? (’&‘%’)!! BBQ★!!」
椿「・・・・@_@;???」
(あとから日本人の看護婦さんが出てきてくれてぜんぶ分かりました。地方都市と違って、ニューヨークって日本語が通じるのはほんとにありがたくていいところです(^^;))

で、風邪薬を買おうと近所の薬局へ行くとまた見慣れない薬がたくさん並んでいて、中に赤いパッケージでEXTRA STRENGTHなんて文字が書いてあったりします(有効成分を増量してあるみたいです)。こちらの薬って体格のいい外人用なので日本人には強すぎるってよくいいますけど、さらに強いやつを飲んで大丈夫っすかー!?でも紙を渡されたのはこれだったよなー としばし逡巡しながらも購入。それから4日ほど経ちましたが、なかなかよくなりませんねぇ。きっとこの国では風邪もEXTRA STRONGなのに違いない(^^;)

しかしまあ、怖いといってもしょせんは先進国アメリカでありまして、今回のは大したことないのです。もっと怖い思いをしたこともありまして・・・

中国で仕事の会議があって呼ばれていったとき、滞在先のホテル(日本人が来るようなところではない)で高熱を出してしまったのです。ちなみに、日中関係がかなりヒートアップしてた時期。ホテルの誰もいない廊下で見知らぬ従業員に「お前は日本人か」と英語で呼び止められ、病気の身体で太刀打ちする気力もなく「否否否★☆★☆(いやぼくはアメリカから来た)」と返すと黙って去っていきました。そして・・・

上司「医者にかかったらどうだ?」
椿「それもいいアイデアですが、わたしは日本で治療を受けたいと思います。一足先に戻らせてください」(心の声:どんな医者かわからないんじゃ不安ですよー。それに日本人だと知られたら何されるかわかんないじゃん。あんたインド人だからヤブ医者も反日暴動も平気かもしれないけどさあ)

それで日本へさっさと帰ったのですけど、ちょうど鳥インフルが流行っていたときで、中国本土から香港へ渡る国境検問所でいかめしい共産圏の制服を着た警備員が遠隔感知の温度計で一人ずつチェックしていたのですね。それに引っかかってしまって「おまえは車から下りろ!」と言われ・・・それになんと言い返したかまったく覚えていません。同じ車に乗っていた同僚(北欧人)がとっさに助け舟を出してくれたような気がします。とにかく突破!成田の検疫所の温度計はどうやってクリアしたんでしょうねえ・・・たぶん香港で調達した風邪薬を飲んでしのいだんだと思います。ちなみに結果は、鳥インフルではありませんでした・・・

長々と書きましたけど、日本の企業も日本人も仕事を求めてますます、どんどん海外へと向かう時代。医療や国家をめぐる似たような(もっとすごい)苦労話って、いろんな人がたくさん抱えてるんでしょうね。


・ ・ ・ ・ ・


閑話休題(笑)外出を控えておりますので、以前の写真から。関東でギフチョウが飛び始めたという情報を目にして、ついわくわくしてしまって、今日はこれです。

一年に一度、春の始めにだけ、まだ里山の木々が芽吹き始める前に飛ぶ美しいチョウです。撮りに行きたぁい・・・(-_-)


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ギフチョウ 神奈川県内 2011/4/10


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2014-03-30 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ : コメント : 12 :

花いっぱいのメジロ

椿の茶屋は再びニューヨークへ戻ってきましたが、ブログの中はまだ東京モードです。

3月9日に訪れた新宿御苑。早咲きの桜が既に花をつけていました。

透明感のあるピンク色が美しいカワヅザクラ。


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カワヅザクラ 新宿御苑 2014/3/9


そしてカンザクラの木のほうへと移動すると、いました、いました。緑色のかわいいやつ(^^)

暖かい日射しのこの日。桜の花にいっぱい包まれて、メジロもきっと幸せ、かな。


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メジロ 新宿御苑 2014/3/9


こうしてみると精悍な顔つきにも見えます。


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メジロ 新宿御苑 2014/3/9


ともすればウグイスと混同されるほど日本ではポピュラーなこのメジロという鳥ですが、ニューヨークでその姿を見ることはできません。メジロに遊んでもらった午後の貴重なひとときでした。

2014-03-23 : NEW YORK CAFÉ - 日本 : コメント : 6 :

長閑なり東京の春

ぽかぽか陽気に恵まれた本日の東京。チョウを探しに出かけました。

日向ぼっこを楽しむ越冬明けのキタテハ。このほかキタキチョウも姿を見せました。温室のチョウを除けば、今年初見です。ただ、ひそかに願っていたルリタテハは出会えずじまい。


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キタテハ 東京都内 2014/3/12


季節の訪れを告げる小さな青い花。花から花へと忙しいミツバチさん。春本番ですね(^^)/


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東京都内 2014/3/12


昨年より少し遅いようですが、梅もあでやかに満開。これが終わるといよいよ桜なんでしょうけど、今年は日本で桜を見ることができないのがちょっと残念。


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東京都内 2014/3/12

2014-03-12 : NEW YORK CAFÉ - 日本 : コメント : 8 :

房総の春

2週間お休みするつもりでしたが、写真を撮ったので結局書いています(^^;)

日本は暖かくていいですね。NYから飛んでくると、季節が一つ先に進んだかのようです。春の華やいだお花畑は、心の中まで明るくしてくれます。


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千葉県千倉町にて 2014/3/8
(画面上、電線を消しています。念のためお断りしておきます)

2014-03-09 : NEW YORK CAFÉ - 日本 : コメント : 6 :

冬の野鳥天国・3

ショウジョウコウカンチョウはこの日の森のスターでしたが、このほかにももちろん鳥さんはたくさんいました。ただあまりうまく撮れなかったので(^^;)・・・以下、残りものの中から面白そうなのを。いずれも珍しい鳥ではありません。

Blue jayです。和名はアオカケス。見ての通り、淡青色のきれいな鳥です。ショウジョウコウカンチョウのcardinalもそうですが、スポーツチームの名前になるような鳥はやはり違いますね。

日本のカケスなどと同じで、カラスの仲間ですので警戒心が強く、なかなかいい場面を撮らせてくれません。(←言い訳)


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アオカケス ニューヨーク植物園 2014/2/9


一方、こういうのはなかなかスポーツチームの名前にはならないでしょう。Mourning dove、和名は直訳ずばりでナゲキバト。地…味…な鳥です。


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ナゲキバト ニューヨーク植物園 2014/2/17


最後にwhite throated sparrow。ホオジロの仲間で、和名はノドジロシトド。目の上が黄色く、のどの部分が白くなっているのが特徴です。


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ノドジロシトド ニューヨーク植物園 2014/2/9


フグみたい(笑)


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ノドジロシトド ニューヨーク植物園 2014/2/17



さて、当茶屋を2週間ほどお休みいたします。3月半ばになればニューヨークも少しは雪が減り、暖かくなってくれるでしょうか。しかし月曜日はまた大雪の予報が出ています(><)


2014-03-02 : NEW YORK CAFÉ - アメリカ・鳥 : コメント : 4 :
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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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