読書休暇・4

今年は春分を過ぎても山岳地帯では結構な雪が降っております。銀世界の山へ行きたいのですが、なかなかそうも問屋が卸さず・・・読書休暇は続きます。

昼下がりの竹富島。


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竹富島 2016/12/11


人がいないように見えますが実際は、修学旅行生が集団でチャリ移動していたりでそれなりに賑やかでした。それを横目に見ながら民宿の庭先に腰を据えて本を読んでおりました。暖かい気候のせいか、本土の夏ほどではありませんけどときおり蚊がやってきて、かゆい思いをします。


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2017-04-02 : : コメント : 2 :

八重山・7

暑いなぁーと思って半袖姿でレンタサイクルをこいでいたら、3時間ほどであっという間に・・・地元の人に笑われるほど真っ赤っかに日焼けしてしまった(笑)強烈な日射しの八重山でした。

その太陽が傾いて西の海に沈んでいく頃からが、過ごしやすくまた楽しい時間です。民宿の縁側で珍しい海の幸を楽しみながら、歌を聴かせていただきました。


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竹富島 2016/5/7


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竹富島 2016/5/7


泊まる宿はすべて当日決めて電話するという、学生時代のような旅でした。今回はゴールデンウィーク終わりかけの時期でして、混雑する夏休みなどにこのようなスタイルが通用するかどうかは分かりませんが、ともかく今回の宿にひとつのハズレもなかったことに感謝です。

あと一回、続きます。


2016-07-18 : :

八重山・5・竹富島

竹富島。おそろしく立派になった船着場と島を周回する自動車道路以外、だいたい25年前のままの姿で一観光客夫婦を迎えてくれました。

沖縄の伝統民家といえば赤瓦屋根に漆喰製のシーサー。条件反射的に思い出すほど強力なイメージですけど、昔の竹富島の写真を見ますと、60年代頃にはまだ草葺屋根も多かったようです。庶民の家にまでこのような赤瓦が普及したのは、そんなに昔のことではなかった・・・んでしょうかね。


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竹富島 2016/5/7


ともかく、昔の沖縄のイメージが平和で幸せな雰囲気を伴ってそこにあります。旅行者にとっては心癒される、いわば生きたテーマパーク。


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竹富島 2016/5/7


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竹富島 2016/5/7


この島に一夜の宿を取り、親切な宿のあるじに教えられ理解しました。この島のごみ一つ落ちていない清潔で美しいさまを守っているのは、竹富島に三つある集落それぞれの住民の共同体的な規律なのでした。自分の家とその前の道を毎日掃除すること、年に数回掃除の出来栄え検査があって不合格者は名前を放送されること、不在地主にも掃除や美観維持の義務が課せられる(自分でできない場合はお金を払うらしいです)こと。島を守ることの苦労はほかにもたくさん聞かれました。植物の盗伐や島に進出してくるリゾート大資本との葛藤といった悩ましい問題、若者の減少・・・。


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竹富島 2016/5/7


この島は天然ばかりで美しいわけではないのでした。昔ながらの共同体という人間の営みが崩れるようなことがあればこの風景もまた今のままではいられない運命にあるのだろうと思います。それを維持するのがいかに大変なことか!


2016-06-19 : : コメント : 6 :

八重山・4・気づいた変化

梅雨の晴れ間となることを祈って山へ行っております。ので、予約投稿です(^^)


・ ・ ・ ・ ・


25年ぶりくらいに訪れた八重山。忘れていることもたくさんあるはずなのですけど、昔とあきらかに違うよな~というところにいくつか気づかされました。石垣空港が新しくなったことのほかに、心を動かされたものからくだらないものまで(笑)挙げてみますと・・・

 石垣のアーケード商店街の名前が「ユ●グレナモール」に変わった(夕暮れなモールではなくて、ここ数年有名になった植物性プランクトンの養殖会社のこと)。観光客はいるが、地元の人たちの賑わいがあまり感じられなくなったような気がした。

 「おきなわ文庫」が20年も前に廃刊していた。読みごたえのある本をたくさん出していたのに、親会社(出版社)がつぶれたそうな。最近電子書籍化されたらしい。

 石垣の離島航路桟橋がおそろしく立派な建物になった。また、船も大きく立派になった。船員さんのワイルドさはあまり感じられなくなった。

 台湾製の清涼飲料水をさっぱり見かけなくなった。以前はそこいらじゅうにあったんだけど・・・内地と同じようなやつが増えた。

 幻の泡盛「泡波」を石垣の土産物屋で見るようになった。ただしすごい値段。土産用に小さいのを一本だけ買った。そしたら、空港の売店でその半値くらいで売ってた(涙)

 夕暮れどきの、よい子のみなさんおうちへかえろう放送の音楽が平凡なものに変わってしまった。以前は「てぃんさぐぬ花」を横笛で吹いたような、心にじんわりくる曲だった。もう一度聞きたかったんだけど・・・これはほんとに残念。

で、もうひとつ気づいたこと。


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石垣港 2016/5/8


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石垣港 2016/5/8


石垣港で船に乗るとすぐに目に入ってくる、本土ではあまりお目にかかれない大型の巡視船。もしや、と思って調べたらヤハリ、尖閣諸島警備専用の部隊だったのでした。数年前の衝突事件以来大増強をして、いまでは10隻以上もいるんだとか。(向こうの国はそのさらに上を行く増強ぶりだとどこかの新聞には書いてありましたが)

ここは国境警備の最前線でもあったのでした。乗組員さんどうかご無事で、そして八重山の自然がいつまでも今のままの姿を保ってくれますように。


2016-06-11 : :

山深き春の宿

4月10日(日)、なんとか一生の職業の手掛かりを得てとある都市で大学生をすることになった上の娘の世話のため妻は出かけて不在、都会の高校生らしく何かと忙しい下の娘は試験が近い様子で朝からわき目もふらずにお勉強。ひとり残された(笑)おやじはすることもなく、しかし地図をぼうっと眺めていると思い当るところあって、出かけることにしました。

中央高速を河口湖まで行って進路を西に取り、本栖湖の湖畔を通り抜け、急なヘアピンカーブの峠道をそろそろと下りると、富士川の谷に達します。そこからさらに南アルプスの山ふところに分け入るようにして急勾配の心細い車道(アクセルペダルをかなり踏み込まないと上がってくれないのです・・・)を進んでいったところ、高い山の急斜面に、目指す集落はありました。

赤沢宿。人が徒歩で旅するのが当たり前であった時代、身延山への参拝者一行を泊める宿場町として作られ戦前まで栄えた、といわれる場所。地元の人々の努力があって、重要伝統的建造物群保存地区に指定され維持されているそうです。

日曜日の午後遅く、既に訪れる人はまばらで、村には静かな空気が流れておりました。雨戸と障子の木造家屋は、その多くが元旅籠です。なお、写真を撮るには手こずる場所です。狭い集落で<引き>がとれない上、そこかしこにある電柱と電線が画面のじゃまをするからです。



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赤沢宿 山梨県南巨摩郡早川町 2016/4/10


石で舗装された山道は、かつて参拝者で賑わったという身延往還。


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赤沢宿 山梨県南巨摩郡早川町 2016/4/10


南アルプスに連なる深い山々に囲まれて。


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赤沢宿 山梨県南巨摩郡早川町 2016/4/10


道路は狭くて急坂だし、外向けの駐車場が非常に少ないので、すれっからしの観光地になることはこの先もないだろう(そのくせ、このときどこかのTV局がドラマの撮影なんかやってました。椿の茶屋は関心がないのでスルーしましたが、車をどけてくれなんて言われまして・・・)と、いや静かな佇まいのままでいてほしいと思う場所でした。


2016-05-01 : : コメント : 6 :
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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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