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大峯山・8



大峯山の最終日。三日間晴天に恵まれました。テントを撤収していよいよ下山です。

弥山小屋から天川川合の登山口までコースタイム約4時間。事前に地図を見て、樹林帯の中の地味な道だろうと決めつけておりましたが、さにあらず。いい道でした。

弥山小屋から40分ほど下った狼平。避難小屋があり、テントも張れます。透き通った山の水がさわさわと音を立てて流れていきます。太陽の光が谷間に差し込む前、朝のひんやりした空気が張り詰めて、さながら仙境でありました。


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狼平 大峯山 2019/5/26


この狼平もいいのですけれど、この道の圧巻は標高1,500mあたりから広がる巨大な広葉樹林であろうと思います。この季節は明るい新緑。紅葉の時期もきっと美しいのでしょう。しかし色彩を目で知覚するというよりも、ここは空間を身体全体で感じ取るような、そんな場所です。森の広さと奥深さがとても半端なく感じられる、まるで自分が森の中でふわふわと漂っているような気分にさせられました。この写真なんかで写しつくせているとは全く思いませんが・・・
(・・・こういう場所は、道を見失ったら危ないかもしれませんね)


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狼平~栃尾辻 大峯山 2019/5/26


ガサガサと音がするなと思ったら、茂みの向こうに鹿が顔を出しました。かわいい目です。あんまり増えるなよ。


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狼平~栃尾辻 大峯山 2019/5/26


道はやがてよくある薄暗い針葉樹林に姿を変えます。だいぶ里に近づいたなというあたりで送電線の鉄塔が現れ、視界が開けました。歩いてきた大峯山を上方に仰げば、山よさよならごきげんよろしゅう、という気持ちになります。このきつい道を、テントをかついでもう一度歩く気になるかどうかは分かりませんが(笑)


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栃尾辻~天川川合 大峯山 2019/5/26


午前10時過ぎ、下界に下りました。長い道でした。洞川の温泉で身体を流して帰りましょう。


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天川川合 2019/5/26


長々と引っ張りました大峯山、以上です。ご覧いただきまして、ありがとうございました。


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2019-07-15 : : コメント : 1 :

大峯山・7



大峯山三日目、最終日。美しいと思える日の出を、久しぶりに見ました。


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弥山小屋付近 大峯山 2019/5/26


長い下山路が待っています。


2019-07-06 : :

大峯山・6



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行者還岳付近 大峯山 2019/5/25


行者還岳を過ぎると、目指す到達点・弥山と八経ヶ岳(上の画面の鋭峰がそれです)が次第に大きく見えてきます。しかしまだまだ先は長く、標高差も500m近く残っています。そして、容赦なく照り付ける快晴の日の光に体力をじわじわと奪われていくようです。ふと、新緑の森でテリ張りをするスミナガシが視界に入りました。いつもならアドレナリン分泌全開の相手ですが、疲れた身体にはもうそんな元気はなく、上の写真を撮ってから3時間半かかって、完全バテ状態一歩手前で弥山小屋のテント場に到着しました。

弥山小屋は想像していたよりもずっと感じのよい小屋でした。水を1リットル近く飲み干し、場所代を払い、テントを張ってから八経ヶ岳を目指します。これが近畿の最高峰(標高1915m)か。紀伊半島の山深さを感じます。


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八経ヶ岳 大峯山 2019/5/25


役行者が法華経八巻を埋めたと伝わる八経ヶ岳から、大峯奥駈道はまだ南へと長く続いています。いつの日か歩いてみたいという気持ちもありますが、まあこのバテようでは無理かな(笑)


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八経ヶ岳 大峯山 2019/5/25


2019-06-30 : :

大峯山・5



振り返ってみると昨年6月は尾瀬、浅間、そして戸隠(高妻山)と大きな山に3つも登っていました。いずれも晴天で、冷静に考えれば空梅雨っぽかったのかもしれませんが、山登りをする身にはともかく実りの多い(笑)シーズンでありました。しかし一方今年の6月ときたら、大事な週末になるとしっかり雨が降りやがって。。。なかなかお山へ行けません。というわけで、奇跡の3日連続快晴に恵まれた5月下旬の大峯山山行がまだ続きます・・・

・ ・ ・ ・ ・

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シャクナゲ 弥勒岳付近 大峯山 2019/5/25


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行者還岳付近 大峯山 2019/5/25


晴れていて眺めはいいけれど、どこまで行っても同じような景色が続く尾根道。いささかの無聊を慰めてくれるのは花と新緑でした。シャクナゲはあちこちに。そして咲き始めのシロヤシオも。


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ヤマシャクヤク 行者還岳付近 大峯山 2019/5/25


ヤマシャクヤクの花は白く、かわいらしく。これが全国的に絶滅危惧級の扱いを受けているとは不勉強にして知りませんでした。


2019-06-22 : : コメント : 2 :

大峯山・4



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大普賢岳付近 大峯山 2019/5/25


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国見岳付近 大峯山 2019/5/25


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国見岳付近 大峯山 2019/5/25


2日目、朝5時過ぎにテントを撤収し出発。この日はほぼ稜線伝いに南下します。大普賢岳から行者還岳までは昨年の台風によるものと思われる倒木がとても多く、また険しい岩場がところどころに現れますが、落ち着いてゆっくり行けば(加えて、雨が降っていなければ)怖いというほどのことはありませんでした。埼玉の両神山(日向大谷からの山頂往復コース)に似てるかなー、と個人的には感じたところです。

人の少ない、静かな山。行者になったつもりで、ただ歩きます。


2019-06-15 : : コメント : 4 :
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椿の茶屋

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そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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