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夏空の鳥海山・5



御浜小屋の手前あたりで振り返ると山頂部がどーんと広がっています。もう少し進むと見えなくなってしまう鳥海山の頂。心の中でお山にありがとうを言いました。


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御田ヶ原付近 鳥海山 2019/8/4


御浜小屋から進路を左に取り、大平登山口に向かって徐々に高度を下げていきます。水辺ではニッコウキスゲが咲いています。


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河原宿 鳥海山 2019/8/4


切り石でしっかりと舗装された道が続きます。これも古の信仰のなせるわざか。


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河原宿 鳥海山 2019/8/4


小さな池塘のほとりに出ました。静かな山道が続きます。


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清水大神 鳥海山 2019/8/4


池塘を過ぎると、海岸線まで眺めをさえぎるものはもう何もありません。しかし海風があるかと思いきや、標高が下がった分気温が上がり、地面からの照り返しもあってかなり暑く感じられます。登ってくる人たちは皆汗をふきふき、しかしいい眺めにニコニコしながら歩いていきました。


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清水大神付近 鳥海山 2019/8/4


見晴台と呼ばれる場所に着きました。ここから伝石坂(蔦石坂)と呼ばれる急坂を30分も下りれば登山口です。本日の山道歩行の最終目的地・大平山荘がガスに見え隠れしています。自分も下りではありますがだいぶ汗をかきました。あそこにはお風呂があるはず。もうひと頑張り(^^)


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伝石坂見晴台 鳥海山 2019/8/4


西日本出身・関東在住の人間にはあまりなじみのない東北の山ですが、夏の鳥海山は素晴らしい山でした。ご覧いただき、ありがとうございました。


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2019-09-15 : :

夏空の鳥海山・4



翌朝4時起床、参籠所の外へ出て自炊一番乗り。その横には鳥海山頂美術館という写真展示スペースがあって、きれいに電飾されています。


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鳥海山大物忌神社 鳥海山 2019/8/4


午前4時半過ぎ、湯沸かしをしているところで東の空が真っ赤に。モルゲンロート好きの人たちは外輪山を登り返して山頂のほうへ上がっていきました(下の画面にも稜線の人たちが写っています)。


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鳥海山大物忌神社 鳥海山 2019/8/4


身支度を終えて午前6時15分、小屋を出発。こういう晴れた日の朝の歩行は気分最高。これからまず前方の千蛇谷を下ります。


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鳥海山大物忌神社より千蛇谷 鳥海山 2019/8/4


草に埋もれる祠。


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千蛇谷 鳥海山 2019/8/4


雪渓が近づいてきました。この先で雪渓を渡り、左岸の急斜面を登り返します(下の画面右に登り道が写っています)。


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千蛇谷 鳥海山 2019/8/4


雪渓を渡る登山者。


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千蛇谷 鳥海山 2019/8/4


再び外輪山の稜線に立つと、前方の景色がわーっと広がりました。今日はガスもなく、海岸線まで見渡せます。


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外輪山・千蛇谷分岐付近 鳥海山 2019/8/4


あと一回、続きます。


2019-09-08 : : コメント : 0 :

夏空の鳥海山・3



外輪山をたどりつつ少しずつ高度を稼いでいきます。山頂部が間近になるにつれ、気も楽になってきます。


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文殊岳 鳥海山 2019/8/3


青と白と緑。荷物の重さを忘れて、雲上の漫歩(^^)


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文殊岳~伏拝岳 鳥海山 2019/8/3


山頂部に近づくとそこにはアキアカネ(たぶん)の大群。高い山の上で群れているのをこの季節よく見かけるトンボですが、これほどの数は記憶にありませんでした。


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七高山付近 鳥海山 2019/8/3


三角点のある七高山頂上に達した後、外輪山の急斜面を降下します。阿蘇山の外輪山斜面もこんなだったよな、と既視感に襲われました。いや、阿蘇山に残雪はありませんでしたが。


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七高山付近 鳥海山 2019/8/3


そのすぐ先に鳥海山大物忌神社本社が鎮座しています。傍らにある参籠所(すなわち山小屋)に荷物を置いて最高峰・新山を目指しました。200年あまり前の噴火でできた熔岩ドームのてっぺんです。三点支持で岩場の昇り降り。20分余りで着きました。


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新山頂上 鳥海山 2019/8/3


夏山ベストシーズンの週末しかも快晴という条件でしたが、小屋はさほど混雑もせずに済んだようです。持参した食料と水で夕食の自炊を済ませ、小屋で売っている冷えたビールで喉を潤しながら夕焼けを待ちました。日本海にゆっくりと沈んでいく夕陽に飛行機雲が一条。明日も天気はよさそうです。


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鳥海山大物忌神社付近 鳥海山 2019/8/3


続きます。


2019-09-01 : : コメント : 2 :

ボンネット型特急電車・2

ボンネット型特急電車はどう撮れば最もかっこよくカメラに収めることができたのだろうか。前回の続きです。

ひとつの答えは下の写真のように、思い切って寄ってしまうことでした。線路一本分の間隔もないくらいに間を詰めていくと構図のコントロールや一枚切りのタイミングはぐっと難しくなり、また屋根の上に据わっている特徴的なキノコ型クーラーなどは写らなくなりますが、85mmくらいの中望遠を使えば車体を特段歪ませることもなく、特急列車らしいスピード感を強調した姿を写し取ることができました。カメラの高さを車体下端面よりも少し下げたくらいの位置に設定して、車体を見上げる感じを出してやるのがミソです。このちょっとした工夫にどのような視覚的効果があるかというのは、EF66形電気機関車の撮影でも大いに気づかされました。


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北陸本線敦賀~新疋田間 特急4008M 雷鳥8号 2002/8/3
ニコンF3 Aiニッコール50mmF1.4S 1/1000秒 f/4 フジネオパン400プレスト
85mm相当程度の画角にトリミング


ここは新疋田駅から敦賀方面に向けてだいぶ歩いた山中で、編成全部は写らないものの線路が美しいインカーブを描く場所でした。三脚を据えてじっとしていると、人なつっこい?シマヘビくんがカメラバッグにスリスリ寄ってきて冷や汗をかきました(笑) 今も「サンダーバード」や「しらさぎ」に乗るたびに、気になって車窓から当時の場所を探そうとするのですが、現在は線路端に柵が設けられているのではないかと思います。


2019-08-25 : 鉄道(フィルム) :

夏空の鳥海山・2



御浜小屋を過ぎると鳥海山の山頂部が悠揚と迫ってきます。


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御田ヶ原付近 鳥海山 2019/8/3


登山口から休憩込み2時間半、七五三掛(しめかけ)に着きました。このすぐ先で登山道は二手に分かれます。ひとつは旧火口の外輪山を尾根伝いにたどる道で、下の写真右側の急坂を登ります。もうひとつのルートは、左側の切れ落ちた谷(千蛇谷)に一度下りてから谷底をはうようにして山頂を目指します。せっかくの晴天で眺めもいいので、外輪山ルートを行くことにしました。


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七五三掛 鳥海山 2019/8/3


外輪山へ取りつく道の途中から来し方を振り返ったところ。ぐんぐん高度を稼いでいきます。


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七五三掛~文殊岳 鳥海山 2019/8/3


しかし山頂はまだまだ。猛暑の急登が続きます。この日は費用節約のため山頂の小屋を素泊まりにしたもので、ガス、コッヘル、糧食等々に加えて水3リットルをかついでおりまして、なかなかにつらい上りでした。花がきれいなのはいいんですが、容赦のない陽射しに体力を奪われていくような気がします。


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七五三掛~文殊岳 鳥海山 2019/8/3


尾根の切れ目から一瞬、谷底ルートを行く登山者がはるか下方に見えました。千蛇谷には雪が残っています。


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文殊岳付近 鳥海山 2019/8/3


続きます。


2019-08-25 : : コメント : 2 :
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Author:椿の茶屋
そうなったら、瞬間に向かってこう呼びかけてもよかろう。留まれ、お前はいかにも美しいと。

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